秀逸な表現

てか好きな詩。

汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる

(中略)

汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる…

小説「ドリアングレイの肖像」で、
「つるむなら三文詩人がいい。良い詩が書けない分、私生活で実行するから興味深い」
みたいな下りがあったな。
主人公の友人で高評価な芸術家は、すごぶる真面目で面白みのない人(でもいい人)、
な設定だったな。

なんでこんな記事になったかな?
ラジオでストラヴィンスキー「春の祭典」がかかってたからかな?


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コメント

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とみこママとはね

だいたい酒があるからさ。あんま真面目に話さんやろ?
でもこの辺の話もしてみたいな。
中也は好き。かなり好き。
和製ロートレックなんて言われて、極端に小さくてひねくれやなんだよね。でっかい帽子もそっくりだ。
この「汚れちまった…」なんか、自分が汚れちまったことが悲しいのか、自分の悲しみ自体が汚れちまったのかさっぱりわからん。途中「汚れちまった悲しみは」に変わるともっとわからんのだよ。
でもさ、悲しみが汚れちまったなんて随分客観的で一歩引いてる気がする。自分自身が汚れちまったんなら、かなりはまり込んでる感じがしない?
中也のイメージならそっちがしっくり来るんだよな。
「汚れちまった悲しみは、倦怠のうちに死を夢む」
この箇所にしびれた。昔。
この詩は今でもツラツラ出てくるわ。
なんてアツくなっちまった悲しみに、酒置いて寝る。
おやすみ。

なかはらちゅうや

に対するmy印象:
・「中」という文字が2つもつく人

ごめんね、『詩』の分野ってあまり開拓しなかったので。
でも「なかはたきよし」より頭良さそうな感じはする。うん。

焼酎力さま

あ~…確かに。
飲んでベラベラベラベラしゃべってはいるけど、
どーでも良いバカ話ばかり…。

…ハッ!!
それか、実は飲むたびアツく語りあってるかも知れないよ?
2人ともまっっつっつたく覚えてないだけで   (゜o゜)

金魚主さま

うん、でさ、
中原中也だと、こう、締まってるっていうかピッとするけど
あだ名がチューやん。だったりすると
なんか何言っても何言ってんだよチューやん!
みたいになるみたいなそんな。

まとめ:名前は大事だな~

P.S.今日も寒いね、お大事に…。
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